いつも一緒だよ　KuroとAndyの日記

ある日、突然僕のお母さんの顔に
メガネがくっついた。



もともとお父さんは、メガネをかけていたけれど
お母さんは、視力が良かったはず...？

見慣れてないお母さんの顔に、僕は戸惑っちゃうよ。
急になぜ...？　　　メガネなの...？

どうやら以前から視力が落ち始めていたお母さん。

間もなくお誕生日がくるお母さんは免許証更新だったらしい。

視力検査が有り、パス出来そうもなかったみたい...。

過去何年もギリギリを通り抜けちゃったらしい。

メガネに反対だったお父さんも観念したみたいだね。
運転する時用のメガネで納得したみたい。




韓国大好きなお母さんは、その影響が有ってなのか
購入したお店は”眼鏡市場”

お母さん...動機が不純..だよ。

生まれて初めて掛けるメガネに、くらくら状態のお母さん。
そんなんで大丈夫...？

でも、お父さんはお母さんのメガネじゃ、まったく見えないらしいから
弱めのメガネなんだね。

メガネを購入した翌日、早々更新に出かけたお母さん。

視力検査で、何回か間違えたらしいけれど
裸眼でパスしちゃったお母さん...。




そうは言っても、雨の日や夜間は危ないから
メガネをかけるようにしてね。

その間に僕も、その顔になれると思うからさ...。









  

僕がいつも日中過ごす所からはお庭が良く見える。

目の前にある大きな木は　”柿の木”　なんだ。
残念ながら、渋柿なんだけどね..。

季節がらすっかり葉も落ちて、今は枝しかない。

暖かい日中は、いろんな鳥が遊びに来るんだよ。

もう少しすると、鶯もやってくる。
綺麗な鳴き声とともに...。

僕がこの家に来る前には、お爺ちゃんがいたんだって。
鳥が大好きなお爺ちゃんだったらしい。

冬になると、ミカンを半分に切って
お庭に置いてあげるんだって。

鳥たちが、みかんを食べにやって来たらしい。

お母さんも、最近そんなお爺ちゃんを思い出したらしい。

みかんを切って、柿の木の枝や幹に置いてみた。




しばらくすると....
来るよ...来るよ...鳥たちが...。

お母さんの置き方が悪く、落しちゃう鳥もいたけれど
皆上手に食べてる。






（解りにくいのだけど、みかんの所に小さな鳥がいるんだよ）



そんな鳥たちを見ていたら、僕も食べたくなっちゃた。
早速、お母さんに催促する僕。

鳥さん達を見ながら、僕とお母さんもみかんを食べる。

そんな僕たちを見て
お爺ちゃんも、喜んでくれてるといいね。












  

日に日に、一日の陽が長くなってきたよね。

僕がいるウッドデッキも夕方近くまで
日が差し込んで、暖かいよ。

最近の僕のお昼寝は、最高だよ...。
スヤスヤ...眠りこんじゃうんだ...



たまにそんな僕を、覗きこみに来るのがお母さん。
そんな時、僕は　”はっ”って飛び起きちゃうんだ。

昼寝はとっても気持ちがいいから、ほっておいてほしいんだよね。

そもそも、僕の昼寝タイムが長くなってしまったのは
お母さんのせいなんだから...。

僕のお母さんは、DVDをよく借りてくるんだ...。
何本もまとめて...。

お父さんは、ケーブルTVでよく映画を見てる。

お父さんとお母さんの見るものの意見が合わない時
お母さんは僕が寝ているリビングで、DVDを夜遅くまで見てる。

隣にいる僕のお腹を、なでたりしながら....。

”お母さん...僕そろそろ眠りたいんだけど...”

僕の訴えに気がつきながらも、DVD鑑賞のお母さん。

お母さん、子供は早く寝かせるべきでしょ？
夜ふかしさせないでよ...。

そんなだから、僕のお昼寝タイムが長くなるんだ。
安眠妨害って札を、作っちゃおうかな...。
  

雨があがった午後の事..

お母さんが

”Andy...雨があがってたら、お散歩に行こうね。
窓から...雨が止んだかどうか、見てきてね....”



行きたくてウズウズしていた僕は、出窓に飛び乗った。
止んでる...
”お母さん、止んでるよ。お散歩に行こう...”

嬉しくて振り向きながらジャンプした瞬間
出窓に有った鉢がひっくりかえちゃった。

それに気がつかない僕。
散歩に出かける用意をしてきてくれたお母さんが

”Andy...なんで倒しちゃったの”



怒られちゃった....。

”幸福の木”が弱ってきてて、最近ようやく落ち着いてたのに
本日、落下事故...

お母さんが、すぐに土をかき集めて植え直してくれた。




お母さんの手元を、じっと見つめる僕。
掃除機で、細かい土は吸ってもらうしかない...。

嬉しくて、はしゃいでしまったばかりの事故。

お母さん...お散歩は...？

片付けが終わった時点で、すぐに出かけてくれました。
良かった...。

  

今日は朝から雨が降っている。
朝、起きて出かけるお散歩もお休みだ...。

以前はレインコートを着て出かけたけど



耳元で聞こえてくる、カサカサ音が嫌いになっちゃった。

レインコートを着るくらいなら
雨が止んでくれるのを待つ僕なんだ...。


お父さんはお仕事だし、お母さんは部屋に閉じこもり。

先週お休みをした語学学校に、今夜は行くらしい。

前日から予習を始めたみたいだけど
頭に入らないらしい...。

お母さん..大パニック状態みたい..

だから全く、僕と遊ぼうとはしない。
たまに来てくれても、ほんのわずかな時間のみ...。

僕は仕方がないから、窓の外を眺めては




早く雨が止まないかなって思うんだ。

お散歩に行けない雨は辛いけど、
僕は雨音がそんなに嫌いじゃないんだよ。


雨の音を聞きながらのお昼寝も、
何故か心地よいもんだから...。







  

僕の家の周りのお散歩おコースは巴川...。




僕も朝のお散歩は、巴川沿いを
富士山を見ながら、歩くんだよ。

夕方は僕の気まぐれで、選ぶのも大変なんだ。

後悔しないように、いい方めがけて歩き出すんだよ。
でもね...この間...怖い目にあったんだ。

気まぐれコースには、大きな交差点が含まれてて
横断歩道の信号を待つ間、僕は　　”お座り”状態なんだ。

信号が変わった時点で、お母さんの　”行くよ”の合図

その時も、お母さんの”行くよ”と共に飛び出した僕。

突然...”キイィー”のすごい音。
お母さんが咄嗟に僕のリードを引いた。

僕はお母さんの体に、ぶつかる位の力でで戻された。

”な...何...今の音..？”

お母さんが、車のおじさんを凄い顔で睨んでる。
お母さん...怖いよ...

運転手のおじさんが、気まずい思いをしてるのか
ハンドルに顔を埋めて、うつむいちゃってる。
時々は、上目使いで見てる。

どうやらおじさんの信号無視なのか..見切り発車なのか解らないけれど、
おじさんが困った顔をしてる。

大きな交差点だから、事故にならなくてよかった。

お母さんも含め、安全運転をしてくださいって思った僕だよ。


  

お母さんの風邪もだいぶ良くなり
夕方の僕のお散歩当番も、復活となりました。

今日は久々の満足コースへ出発だ。

足取りも軽く、時には小走りだ...。
楽しい気分のまましばらく、歩き続けた。

でも...しばらくすると..僕の足が止まった。



先日、ちょっと怖い思いをした場所だ。
大きなラブちゃんの姿が、僕の脳裏に残ってる。

あの時、お母さんが僕を離してたら
僕は思いっきり、車にはねられていたと思う。

運よくお母さんがしっかり握ってくれていたから大丈夫だったけど
お母さんも思い出すと、”心臓がバクバク”　みたいだ。

僕はお母さんに、
”来た道を戻るか、反対側に渡りたいんだけど....”って訴える。

戻るのは家の正反対になる。

道を渡りたくても、国道1号線...横断歩道がそこにはない。

お母さんが
”Andy....お母さんが抱っこしてあげるから、大丈夫だよ”

僕はお母さんの腕の中に飛び乗った。
でも僕の視線の先は、ラブちゃんが出てきたドアに釘付け状態..。

ドアの前を通り過ぎ、お母さんが
”もう大丈夫でしょ..？　　　歩ける..？”

もちろん大丈夫な僕。
歩いて家に向かうんだ。
お母さんが家に戻り、お父さんに話しをしてる。

あ～臆病な僕がばれちゃうから、内緒にしておいてほしかったな。
明日の散歩コースは、どこに行こうかな...。








  

初めて交番に行った訳とは....。



僕にとっては、ちょっとした災難の数日後。
お母さんとの散歩コースを変えてみたくなった。

災難が有ったからでなく、気まぐれな僕なんだけどね。

以前のお散歩コース,家の近くの巴川を、
ずっと歩くんだ。海方面に向かって...

普段よりもたくさん歩くから、お母さんが帰りたがる。

お母さん...”まだまだ行くよ”　　強気な僕。

そんな時に、橋のたもとにお家の鍵らしき”落し物”お母さんが手に取ってみてる。

一度手にしたものを、また戻す気になれず
僕を交番に誘うお母さん。

お母さんが向かう交番方面には行きたくない僕。



しばし橋の上で、ひと悶着あった結果
主導権をGETしたのは、もちろん僕...。

まだまだ巴川沿いを歩きようやく家報告に向かう僕。

普段通った事がない道に新しい発見が多かったよ。








量り売りのお惣菜屋さんや、練りもの専門店さん
昔ながらの、駄菓子屋さん...

お母さんが、めっちゃ楽しそうだ。
たまには新しい道もいいでしょって思う僕。

家に向かう道を少し遠回りすると、交番が有る。
仕方がない...お母さんに付き合ってあげようと思う僕。

交番には、おまわりさんと婦警さんがいた。落し物の話をし、おまわりさんに預けてきた。

おまわりさんに、名前を聞かれても言わないお母さん。
僕は　
”Andy”って言いたかったな...。

僕のお婆ちゃんも何度も、鍵をなくしてる。

それを知ってるお母さんは、落した人が困ってるだろうなって
思ったみたい。

落した人が、交番に問い合わせをして
その人のもとに戻ってるといいねって思う僕なんだ。

ひとつ反省...
ながい散歩コースにしたせいか、お母さんが風邪ひいちゃった。
最近疲れ気味だったもんね。ごめんね...。

  

僕のお母さんには、納得できない
変なこだわりがいくつかある。

色々あるんだけれど、食べ物に関してだと...

病気になると　”うどん”と”りんご　”が定番なんだ。

お母さんの比較的苦手な食べ物なんだ...。

うどんは麺が太いから....
りんごは、皮をむく音と、食べる時のしゃきしゃきした音が嫌い。

りんごを買っても、新鮮な音がする間は食べずに
しばらくりんごを、ほっとくんだよ。

新鮮なリンゴを僕が食べる時は
音が聞こえてしまうらしく、目をつぶってる。

今回も病気になり懲りずに、近所の小さなスーパーに行った。
すると、りんごに　”やわらかめ...”の文字が...。

半信半疑で買ってきたお母さん。
早々食べてみると、しゃきしゃきした音がしない。

お母さんは、よほど気に入ったらしく数日後もお買い物へ。

スーパーのご主人に丁寧に御礼まで言ってるよ。

嫌いな理由を言い、ならばと他にも軟らかめなりんごを
勧められている。
りんごにも固めと軟らかめが有ったんだね。







早々に僕とのりんご試食会になった。

時には小さなスーパーに行き、
ご主人とお話ししながらの買い物は新しい発見が有って
良かったみたい。

お母さんのりんご嫌いがなくなって良かったね。



  

寝込んでしまった２日目の夜
ようやくお母さんが、起きてきてくれた。

僕の食事当番はお婆ちゃんに任せたけど
お母さんのご飯は、まだだった...。

お父さんの差し入れのおそばがご飯みたい..
僕もお裾わけを貰いに、足元で伏せをする。

風邪がうつるからって、おそばは貰えなかったけれど
ワンコ用のおやつを貰えた。

夜は一緒に寝させてもらいたかったけれど
僕は珍しく、聞き分けた....。

お母さんから、早く風邪を治したいオーラが感じられたから...。

３日目の朝、お父さんが朝早く出かけるのに付き合い
お母さんが起きてきた。

午後は、お父さんの事務所のお留守番役に抜擢されてしまったみたい。

病み上がりなのに、大丈夫...？
今日の夕方のお散歩当番は、お母さんだよ。
本当に大丈夫...？

そんな心配をしていたら、午前中も出かけるよって話してる。
どうやら病院じゃないらしい...。

毎年清水エスパルスが、出陣式を行う神社があるんだ。



僕の家から歩いて、2～3分。
行き始めてから、10年近いお母さん達。
ここ数年はお父さんは、欠席ばかりみたい...。

どうやらその神社に、病み上がりの体で行くらしい。
いつもは儀式まで見届けて来るみたいだけど
今日は一目で帰ってくるらしい。

毎年恒例は...風邪ひきさんにも欠かせない行事みたい。







清水エスパルス..
今年も頑張ってくださいね。






もちろん僕も応援します。









  

僕のお母さんは毎年この時期に...
何故か...風邪をひく。

去年の１月の今頃はノロウィルスにかかってしまい大騒ぎ
２月はお母さんの誕生日なんだけど
...インフルエンザにかかってた。

今年は要注意だよって、自分でも気をつけていたのに...

朝方熱を測ったら、37.7度一般的には、やや高いかな...？

僕のお母さんは平熱が、35.5度くらいなんだ。
だから、37.7度は結構、大変らしい...。

朝は僕のところにも寄りつかず、寝てるお母さん。
少しすると、病院に出かけて行った。

熱が高い事もあり、早めに診察をしてもらえたお母さん..

”風邪ですね...！”の先生の一言に、ほっとしたみたい。

良かったね。本当に...。

帰ってきても寝てばかりのお母さん。
病気になってしまった時は、うつる事を恐れ、遊んでくれない。



夕方のお散歩当番は、急きょお父さん...。

仕事先から一度帰宅で、また出かけちゃった。

僕の夕飯は...？　　お婆ちゃんがくれるの...？
って思っていたらお母さんが起きてきてくれて一緒に食事。

軽い食事だけど食べれて良かったね。

木曜日はお母さんは、語学学校に通ってるんだけど
急きょ休校にしてくださり、日程変更してくださった
先生とお友達

母に変わり、僕がお礼を言います。
”ありがとうございます”

早く元気になって、僕のお散歩当番はもちろん
僕とたくさん遊んで欲しい僕なんだ。
  

先日、僕の家の近所でお葬式が有った。

お父さんとお母さんは、お通夜はもちろん
お葬式のお手伝いに出かけた。

会場はどちらも専用の会館を使用させていただいたらしい。

お別れは本当に悲しいものだけれど
家族に暖かく見送られて、いいお葬式だったらしい。

お母さんは、お手伝いいに行っている間
時間が出来ると、たまにウロチョロ....

以前からその会館には、わんこ専用のお墓が設けられてた。

多分ワンコだけじゃなく、動物用のものらしいけれど...。

幾つか見本が展示されている。

Kuro兄ちゃんは、動物霊園にいてお墓は共同墓地なんだ。





１人じゃ寂しいだろうからって、そうしたらしい。

僕もいずれは....とは思うんだけど、まだまだ先の事。

Kuro兄ちゃんが、思いがけづ早く天国に行ってしまったから
僕はKuro兄ちゃんの分まで、長生きをしお母さん達と過ごすんだ。

僕はそう思っているのに、お母さんは僕のお墓の下見...？
8万円～11万円位のものが有る。

お母さん...買わなくていいからね...。

余計な心配にしても、早すぎだよ...。

まだまだ先の事..

そんな寂しい事を考えて欲しくない僕なんだよ。









  

毎朝僕は、お父さんと散歩に出かける。



最近は寒いのと、お母さんが朝出かけななくなた事で
ずいぶんゆっくりなお散歩時間になっちゃた。

朝早いと、お友達ワンコに会うのに
最近はほとんど会わない...。

皆元気かな....？

と、思ったら目の前から大きなわんこが現れた。
やたらと元気だ...

どう対応したらいいんだろうって考えた瞬間

”おい...遊ぼうよ...”みたいに飛びかかってきた。


相手の飼い主さんも、お父さんも驚いてる。
家に帰りお父さんがその話をお母さんにしてる。

その日の夕方のお散歩の時

近所にある動物病院の前を通りかかった時
裏口から、看護婦さんがワンコを連れて出てきた。

これまた僕に比べたら、かなり大きなわんこ。僕もお母さんも一瞬、身がまえた。

その時だ....。
”....おい..ちび遊ぼうぜ...”

また襲われかかった僕。
咄嗟にお母さんが大きなわんこと僕の間に身体を入れてくれた。

看護婦さんもかなり慌ててる。
”大丈夫ですか...？”

心配してくれるのはいいけれど、僕もお母さんも心臓バクバク

その後、大きなわんこは首輪が外れてしまったらしく
あちらこちらを、暴走状態。

それを見てお母さんが僕を抱き上げた。

朝のワンコも、夕方のワンコも僕もみんなお散歩が大好き。
外に出れて、嬉しくてはしゃいじゃったんだねって思う僕。

僕もはしゃぐ時はあるから、気持ちはわかるけれど...
僕的にはちょっと心臓バクバクな一日だった。




  

昨日の日曜日に放送されていた鉄腕DASH見た人はいるかな？

僕はお母さんと一緒に見ていたんだ。



同じ時間帯で、もう一つのワンコ達は録画したんだ。

僕のお母さんは、根っからのわんこ好き。
わんこというよりは、動物が大好きみたい...。

僕と遊びながらテレビを見ていたお母さん。

急に静かになり、僕の事をかまってくれない。
お母さん...遊ぼうよって上目使いの僕。

急にお母さんが、泣きだした。

鉄腕DASHの中で
癌と闘うJUNJUNの事をみていたらしい。

大型犬のJUNJUN
骨肉腫に襲われ、やもえなく右側前足を切断
転移はないって言っていたのに
その後ろ側も病魔が住みついて治療の方法がない。

皆に介護され、看取られ天国に行ってしまったJUNJUN

頑張ったねってお母さんが言ってる。

多分KURO兄ちゃんの事も思い出したのかな？

お母さんが、急に僕を抱きしめた。
しかも苦しいくらいに...。

”Andy...病気になったらお母さんがちゃんと治してもらうように
頼むからね...
安心してね...”

お母さん。僕は病気じゃないから....。

お母さんは、地震や火事の時でも
僕を抱きかかえて逃げるんだって言ってる。

そんな事が有っては困るんだけど、僕は嬉しいよ。

JUNJUN...君も皆にみとられて、幸せだったね。
天国でゆっくり休んでね...。  

お母さんには、台湾にお友達もいれば
大切なお母さんみたいなお花の先生がいる。



そして、大好きな　まきちゃん　もいる。



９月以来、会いに行っていないまきちゃんにお母さんは多分、そろそろ会いたいんだろうなって思う。

僕の家のお向かいにも、まきちゃんと同じ
コロン（マルチーズ）がいるけど、やっぱりまきちゃんが好きみたい。

きっと暖かくなったら、台湾に出かけちゃうんだろうな...

って思っていたところへ、先生からお届けものが来た。




お母さんが好きな港式スープ。

台湾からもたくさん買ってきたのに
先生がなくなる頃だろうって送ってくれたみたい。

かなりの数だから、暫くは台湾の味に浸れるね。

お母さんの台湾への思いに、火が付いてしまったらしく
そうそう..まきちゃんが好きだったものを思い出してる。

どうやら...まきちゃんにおやつを送るらしい。




まきちゃんが大好きなものを聞いておいてよかったね。

送るよりも、今度台湾に行く時に
沢山持って行ってあげればいいのにって思った僕なんだ。

まきちゃんのおやつもいいけれど
僕のおやつも忘れないでねって思った僕なんだ。


  

僕のお母さんは毎年、クリスマスカードを送る。

海外に住むお友達へのクリスマスカード。
以前お父さんの仕事の関係で
海外で生活した時に知り合ったお友達...。

１０年以上前の事だから、帰国した友達もいれば
転々としてしまってる　お友達もいるみたい。

何カ国も送っていたカードも、今は数国。
香港、台湾、マレーシア、シンガポール、そしてアメリカ。

会うことのないお友達でも、年に一度のクリスマスカード。
お母さんのもとにも、海外から届く。

去年の１２月に、アメリカに住む友人にも送ったところ
お友達から、年賀状が来ちゃった。

去年帰国して、京都で生活を始めてたんだって...。

お母さんのクリスマスカードは、行方不明だなって
思っていたところ....

思いがけづ、アメリカから住所不明で帰ってきたよ。




（この住所にはいないよ...）のメッセージ付きで。


お母さんは差出人を、日本語で記入し
from　japan　　の文字も書かず　　いい加減状態。

それなのに...アメリカ郵便局はすごいよ。






カードの裏にreturn　to　japanって書いてある。
なぜ、日本からって解ったんだろう。

切手が日本のものだったから...？

アメリカから戻り、成田国際空港でチェックを受けたらしいクリスマスカード。

ずいぶん遠くまで、長い旅行に行ってきたね...
そんな気持ちでお父さんたちが眺めてたクリスマスカード。

僕も言うよ...”お帰り...”って。










  

ここ何日か、本当に寒い日が続いてる。

僕は根っからの寒がり屋さん。
そして、お母さんも根っからの寒がり屋さん。

いつも寒くて、ぶるぶるしちゃうんだ。
御日様があたり出す頃は
二人で、のんびり日光浴....

今はお母さんが、お仕事をしてないから出来る
小さなひと時だよね。

こんな寒がりな僕だけれど
お散歩は欠かさず出かけていくよ。

朝...夕方...最近は夜中も。
夜中のお散歩は、おねしょ防止の短いものなんだけどね。

今日も、朝からお父さんとお散歩に行く。

その間に、お母さんが朝食の準備だ。
準備が出来るころ、僕たちが帰ってくる。

朝食前に乾いた喉をお水で湿らす僕...

いつものようにお水を飲み行くと....




めっちゃ冷たい....。





しかも固まってる...。

お父さんがのぞきに来てくれた。
僕のお外用のお水入れボールのお水が、きんきんに凍ってる。

白クマさんなら嬉しいだろうけれど
僕はちっとも嬉しくない。

今日の朝は、それだけ寒かったって事だよね。
お母さんも覗きに来て驚いてる。

驚くのはいいけれど
朝食にしてほしい　僕だったんだ。







  

今日は朝から、お父さんもお母さんも
あっ....おばあちゃんまでもが　　　お出かけだ。

こんな寒い日に僕一人でのお留守番...。
皆が早く帰ってくるのを願う僕..。

お父さんはお仕事...お婆ちゃんは病院...
あれ..お母さんはどこ...？

どうやら...病院らしい...
去年から申し込みをしてあった検査..

しかも出かけたついでに１年に一度だけ受ける検査　にも。

２か所に出かけたらしい。
どこも悪くないんじゃないかと思いこんでるお母さんは
検査に対しても、足が重い　らしい。

１度出かけてしまえば、すっきりするのに...。

僕が具合が悪い時や、僕の定期的検査の時は
僕の都合を、お構いなしに車に乗せて





連れていくくせに....。

自分の事には、駄目なお母さんだ。

検査は終わり、ひとつは来週結果を聞きに行きひとつは３週間後に、お手紙が届くらしい...。

本当に世話の掛かるお母さんだなぁ....

僕は知ってるよ。
お母さんがもう一つ、行かなくちゃいけないところが有る事を！！

歯医者さんだよね？

僕は歯医者さんの匂いが大好きなのに....
本当に困ったお母さんだ。

覚悟を決めるべきだよ...お母さん。






  

お天気に恵まれた一日。
お日さまが照らしてくれる所は、本当に暖かい。

僕の家は、広い道から少し奥に入る。
そのせいか車の音も、そんなにしない。

本当に静かな一日のスタートだ。

お父さんは、お仕事が忙しいらしく朝からお出かけ。
お母さんは、お掃除を始めてる。

ここまで静かだと、平和だな...って感じちゃう。

僕も気持ち良く、お眠りタイムに入る。


ウトウト....。


聞き覚えのある車の音がした。
あっ....

お母さんのお姉さんたちがやって来た。
お兄さんはいつも僕と遊んでくれるんだ。



僕がまだ子供のころ、お母さん達に連れられて
お母さんの実家に　行ったんだ。

退屈していた僕を、散歩に連れ出してくれたのが
お兄さんだった。

お兄さんは覚えてるのかな？
僕は覚えてるよ...。

かなりの長い散歩コースだったから、
帰りの車の中では、僕は熟睡　しちゃったくらいだよ...。

またいつの日か、僕を散歩に連れ出して欲しいな...。



  

お母さんは、年末のバイトが終わったため
毎日、家にいてくれるようになった。

僕的には、凄く嬉しい。

１人でお留守番をするよりも
お母さんがいてくれる方が嬉しい...。


お仕事に行ってる時は、挨拶もそこそこに
出かけてた日が有る。

今は..ちょっと違う。

お母さんも家にいながら
暇を持て余す時が有るみたいで、

暇になると僕にちょっかいを出しに来る。

僕のお昼寝タイムも、お構いなしなんだ。
ちょっと...困ってしまう僕。

安眠妨害に加えて、おやつもそうなんだよ。

時間がない時は、サッサッってくれたのに
最近は僕のおもちゃにおやつを差し込むんだ。




これが...なかなか出てこないんだ。

僕は早く、食べたいのに....

そんな僕の心にお構いなしな顔で、お母さんが眺めてる。

そんなやり取りが、何回か続く。

家にいてくれてうれしんだけど
遊ばれちゃう僕は、複雑かも...。

これって、お母さんの嫌がらせじゃないよね？