いつも一緒だよ　KuroとAndyの日記

今日は、土曜日...。
お正月が過ぎての連休の始まり...。

毎年、年初めにお父さんたちは御殿場に行く。
お父さんは、お友達に会いに...。

お母さんは御殿場にあるアウトレットへ
お買い物にと、別行動だ...。

どうやらお父さんは、お買い物に付き合うのが嫌いみたい。

お母さんもそんなお父さんと、お買い物に行くよりは
１人が気楽でいいみたい....。

僕でよければ、お買い物に付き合っちゃうのにな...。

アウトレットは、ワンコ連れの方たちも多いみたい。
今日も可愛い子たちが、沢山いたみたい。

お母さんは、声をかけるのをグッとこらえ
遠目で眺めることにしたらしい。

僕用のお洋服も、選んでくれたみたいだけど
僕のサイズは意外に品数が少なく断念....。

そんなわけで、お土産はなかったんだけど
アウトレットの中にある　　ワッフルを買ってきてくれた。



アーモンドチョコレート＆メイプル..

どちらもお母さんの好みの味だよね。

これにアイスクリームを添えればお母さん的には完璧らしい。

今夜はお母さんとワッフルタイムが過ごせそう...。

お留守番させられたけど...許しちゃうよ....僕は。

食べれるのが待ち遠しい僕なんだ....。





  

今日は、風もなく暖かい一日だったね。

朝から、お母さんが重そうに何かを運んでる。

出かけていくお父さんに向かい
”全部終わるように、頑張ります....”って叫んでる。

お母さん...何を全部やるの...？

そう思っている間に、お母さんが始め出した。

あっ...、その入れ物は僕にも見おぼえがある。

カブトムシ君たちの幼虫が入っている入れ物だ。
そうでしょ..お母さん？

本当は年末に、カブトムシ君たちのマットを
綺麗にしてあげたいって、話してたもんね。

日にちが延び延びになってしまってたんだね。

今日は暖かいから、幼虫たちも大丈夫だね。

幼虫は衣装ケースに入れられてるんだけど、全部で４個もあるんだ。

どの入れ物も。幼虫たちの”うんこ”がぎっしり...



（汚い表現でごめんなさい...）
...でも、幼虫のうんこなんか、見た事ないでしょ...？



お母さんが綺麗に、取り除いていく。
幼虫たちはその間は、ケースの外でフガフガしてる。

1匹は目を離したすきに、脱走していた。
お母さんが、驚いてる...。

マットを綺麗にしてあげると、幼虫たちは競争するかのように
マットの中に潜り込んでいく。





僕はその頃は、お昼寝タイム...。

大掃除が遅くなってしまったけど、許してあげてね。

今日から綺麗なお家になって良かったねって
思った僕です。










  

お母さんが昨年の１２月に携帯を変えた。

以前の携帯は、待ち受け画面がKURO兄ちゃんだった。

新しい携帯は、今のところ僕になってる。

いつ、また変更されちゃうか解らない...。

そんな僕は、１人で遊んでいても気が抜けない。

いつお母さんが、カメラを向けるかわからないからだ。

僕はアイドルじゃないんだけれど
お母さんにとっては、アイドル...だと思う。

カメラを向けられてしまうと
遊んでいても



...カメラ目線...

そのため、おもちゃが僕の腕の中から
ポロリと転がっていく...。

そんな僕を、お母さん達が笑う。

どうせ写真を撮ってもらうのなら
可愛く取られたいでしょ...普通...。

僕は知っている。

おかあさんもカメラを向けられると
ピース..（古い..）してしまう事を...。

さすが僕たち、親子だよね。

  

お正月も過ぎ、のんびりお買い物に出かけるお父さんたち。

お母さんのお買い物が、メインで出かけたけれど
お買い物をしたのは、お父さん。

お母さんは、めっちゃかわいい”靴”を見つけたものの
お父さんに、ストップをかけられちゃった。

しぶしぶ帰ってきたお母さん。

本当に欲しかったらしく、次の日こっそり
買い物に出かけたお母さん。

ところが....売り切れてしまったらしく在庫がない。

同じようなデザインを捜し歩くお母さんは
違う靴屋さんにまで、出かけちゃった。

同じような靴は見つからず、ショックを受けつつ帰宅するお母さん。

ふっと横のお店を見ると、ホームセンターが...。
カブトムシのマットを交換することを思い出し
昆虫マットのお買い物へ...。

そこには....ワンちゃん用の　　**　福袋　**
お母さんは、早々僕を思い出して、買って来てくれた。



早速、福袋を開けてみると






おやつやら、食品やら...身体を拭く濡れティシュまで入ってる。

お母さん的にも、僕的にも内容は満足だった。

ところで...、その中のおやつが僕の口に入るのは
いつのことなのかな...？　　お母さん..？




  

僕は毎日、お天気が良ければ日中は
お部屋とウッドデッキを行き来できる所にいる。

風が強い日は、もっぱら窓辺で日光浴。
夕方からは、お部屋の中。

それでも夕方から、お散歩には出かけるよ。

ある日、僕とした事が
小さな《おねしょ》をしてしまった。
僕とした事が、大失敗だったんだ。

それからは、夜遅くに、短い散歩にも出かける。

散歩は大好き..なんだけど
散歩から帰った時に、僕には苦痛な時がやってくる。

僕はワンコだから、僕専用の靴なんかない..
もちろん、靴下もない。

素足でお散歩に行くから
お部屋に行く時は、僕の足は拭きとってもらうんだ。

それが終わらないと、僕は解放してもらえないんだ。

お父さんかお母さんに抱きかかえられ
足を拭いてもらう時は、仰向けにされあられもない姿。



一足ずつ拭いてもらうんだけど
タオルが冷たいから、思わず抵抗...

足を引っこめちゃうんだ。

それでも容赦なく僕の足は、捕まってしまう。

散歩は大好きだけど、足ふきタイムが嫌いな僕。

僕用の靴を作ってもらえるか
タオルを暖かくしてほしいと、願う僕なんだ。





  

お正月も3日目になった。

朝からお父さんとお母さんは、
別々の場所にお出かけだった。

先に帰ってきたのは、お母さん。
帰ってくるなり

”来た...？...来ちゃった？”

お婆ちゃんも
”電話が来たよ...午後くるって..”

お母さんが早々に、電話をかけてる。

僕には全く解らない...。

暫くすると、見慣れた車がやってきた。
車からは、お母さんのお姉さん家族がやってきた。

僕は遊んで欲しくて、吠えちゃった。

来てくれた人を良く見ると
綺麗なお姉さんがいる。
お姉さんの子供だから、お母さんの姪っ子...。

今日は早めの、成人式の日なんだって。
20歳になり、お着物姿でやってきた。

背が高く、スタイルもいいんだよ...。

お母さんや、お婆ちゃんが見とれてる。
”綺麗だね....本当にきれいだね....”

お姉さんたちも嬉しそうだ。
僕もドキドキしちゃったよ。

綺麗だから、とびかかる事も出来ないし



写真を撮ってもらっても、僕までもよそいきの顔になっちゃった。

今日は遊んでもらえなかったけど
今度はまた、一緒に遊んでね。

僕は楽しみに待ってるから...。

僕の自慢な綺麗なお姉さん...。

”成人式...おめでとう”





  

新年早々、お母さん達は
お婆ちゃんの家に、出かけて行った。

今年は僕も、一緒にお出かけの予定だった。
僕も新年のご挨拶...？新年会に初参加？

って思っていたところ、悲しい事に僕はお留守番。
新年会の最中に、僕が暴走しちゃうのを心配したみたい...。

僕はお婆ちゃんと、お留守番...。

夕方には僕のお散歩が有るんだから
早く帰ってきてほしいって思ってる僕なんだ...。

普段はゆっくりしてくるお母さん達だけど
僕の事を気にして、早めの帰宅だった。

早々にお母さんと僕は、お散歩に出かける。

お散歩から帰ると、お母さんがにこにこしてるんだ。

お母さん...どうしたの...？

”ANDY....良かったね。
お婆ちゃんと、お姉さんからお年玉を貰ったよ。
ANDYにだって....”

僕宛...？
お母さんが、おばあちゃん達に催促したんじゃないの？
僕は、そんな気がするよ。

僕あてなら、ANDY貯金にしておいてほしいな。
そして、ときどき僕のおやつを買ってほしいって思う僕なんだ。

今年は僕宛の年賀状も、生れてはじめてもらったよ。
マリンちゃんママから貰ったんだ。



お年玉をくれたお婆ちゃんたち
年賀状をくれたマリンママ...本当にありがとう。






  

新年あけまして　おめでとうございます




新年早々、お天気に恵まれ、お出かけするには
最高の天気だよね...。

僕の朝のお散歩も、足取り軽いぞ...って
思っていたのに、なかなか僕を散歩に連れ出してくれない..。

新年早々..待ちぼうけ..？

実は仕方がないんだ..。

僕のお父さんたちは、
毎年除夜の鐘を突く事が出来るお寺のお手伝いに
出かけていくんだ。

除夜の鐘は来てくれた人、全員が打ち終わるまで
続くんだよ。

お父さんたちの帰りは、かなり遅い時間。

初日の出が出るころは、まだまだ深い眠りの中

僕は、連れ出してくれるのを待つんだ..。

ここ数年、僕の元日はこんな調子で始まります。

今年は、心機一転、また僕の日常を書き込んでいきたいなって
思っています

僕の事を気にかけて下さり、僕の事を本当に待ってて下さった方
心からお礼を言いたいと思います。

ありがとうございます...

僕にも、皆さんにも良い1年となりますように...。
宜しくお願いいたします。










  

お母さんが、家にいるようになり数カ月...。
お出かけする理由がないから
時間が有る時は僕とゴロゴロ...。

少し前、旅行に出かけてて沢山食べて帰ってきたお母さん。

自分でも、かなり体重の事が気がかりになっているみたい。

体重を量った後のお母さんの顔がこわばっている。

実は体重を気にしているのは
お母さんだけじゃないんだ。

僕も...かなりヤバい。
もともとビーグルという犬種は食べることがめっちゃ大好き。

しかもたちが悪い事に、”太りやすいい”

お母さんが旅行に出かけてた時は、
僕におやつをくれる人はいない。

お母さんが働いていた時も、もちろん”おやつはなし”

それが、最近お母さんが家にいるため
お昼も自宅で食べることが多い。

お母さんが食べ始めると、僕も反応しちゃう..。
本来、僕の食事は朝と夕方の一日２回なんだ。

お昼ご飯を食べたお母さんは、気が引けるようで
僕に小さな”おやつ”をくれる。



それがいけなかったようだ。
体重を量っているお母さんの横で、

お父さんが
”Andy君も、ウエストが解りにくくなってきてるんですが...
困りましたね...”

ドキッ....かなり本当にやばい。
お母さんと今からダイエットだ。

今週末、病院に出かけていく僕は先生に体重を量られる。

今からじゃ間に合わないけれど、少し食事制限だ。
１人じゃない...お母さんと一緒だから頑張ろう。

んっ...？お母さんと一緒だから危険かも...？
とにかく頑張ろう。

良い方法をご存知の方、教えて下さいね。

  

台湾から帰ってきた日のお母さんは様子が変。

久しぶりに僕に会ったのに
ちっとも嬉しそうじゃない...。

まだまだ心の中には”まきちゃん”がいるみたい...。

次の日になり、ようやく荷物の片づけを始め出した。

トランクから出てくるものは、台湾の食べものばかり...。
先生がお母さんのために、用意してくれたものらしい...



お父さんが懐かしそうに見ている。
お父さんの大好きなものも入っているみたいだ...。

良かったね...お父さん。



僕にもお土産はあるの？　　かなって思ったら
案の定...チャイナ服が出てきました。




お母さん....また僕が着るの...？　　これを？



そうこうしている間に、着せられちゃった。



似あってるのかな...。
まぁ、いいや。そんなに何度も着ないと思うし...。

それよりも早く元気を出してくれる方がいいから...。

まだまだ時間が、かかりそうなお母さん。
お友達にも　叱られてた...。

”目の前にいるAndyがそんなんじゃ、かわいそうだよ”って。

僕は絶える男の子。
少しだけお母さんに時間をあげてみようと思います。


”まきちゃん”の魅力はかなりのものだったんだね...。

気長に待ってみようかなって思ってる僕なんだ...。
  

お母さんの楽しい旅行も
そろそろ終わりを迎えようとしていた。

明日は日本へ帰るって言う日の夜
先生に頂いたお土産やら、自分の荷物やらを整理し始めたお母さん。

悲しみをこらえてる。

そんな姿を、神妙な顔で見ている”まきちゃん”




なにかをうすうす気づいたらしい。

夜じゅう、先生の枕もとで”クンクン”泣き続けたらしい。

先生はお母さんを起こしちゃいけないと思ったらしく
辛抱...辛抱....だったみたい。

でも朝方、辛抱の糸が切れてドアを開けてしまった先生。

まきちゃんは、それはそれは猛ダッシュ！！

お母さんの寝ているベッドを凄い勢いで”ガジガジ”
お母さんも跳び起きちゃったほどらしい。

お母さんもそんな”まきちゃん”をみて、涙が出ちゃったみたい。

朝早くから先生も起きてくれて
お母さんに食べさせたいものをたくさん出してくれる。

食事も終わり、最後に身支度をしトランクを閉める時も
”まきちゃん”はベッドから、お母さんを見つめている。

日本に連れて帰りたい位、可愛い存在の”まきちゃん”でも先生たちの大事な”まきちゃん”

昨日の夜から寝ていない”まきちゃん”のお腹をなでてあげる。



疲れきってる”まきちゃん”は、あっという間に夢の中。






お母さんになでてもらうと、安心して眠っちゃうんだね。


お母さんは何とかサヨナラをし、日本に帰ってきた。

日本の自宅に着く早々、先生に電話をしたお母さん。

先生が

”まきが様子がおかしいの
まったく元気がなくて、あなたが寝ていたベッドにのったままなの
寂しそうで見てられない...”

それを聞いたお母さん
涙が止まらなくて困ったみたい。
涙で目が腫れちゃってる。

その夜は”まきちゃん”もきっと眠れなかったと思うけど
僕のお母さんも、悲しくて辛そうだったよ。

すぐにでも”まきちゃん”に会いに行きたいお母さん。

”まきちゃん”は待ってるはずだから、
少し僕とも遊んでよって思った僕なんだ。





  

お母さんが台湾で過ごす日程は４泊５日。

行きと帰りの日は移動だけだから、ゆっくり過ごすのは３日間のみ。
最初の予定は、2泊3日。

お母さん...遊ぶ時間がないじゃん...。

初日に先生の家に辿り着くと、出迎えてくれたのが
マルチーズの　　”まきちゃん”男の子・９歳

先生にまきちゃんの話を聞いて
お土産を持っていったお母さん。


女の子だと思い込んでしまったお母さんは
女の子用のお洋服を....

まきちゃんが男の子だってわかったお母さん...大失敗だね。

初日からまきちゃんは、お母さんの事が大好きになってくれたらしい。
いつもどこへ行くのも、お母さんの後ろを付いてくる。

お母さんがお風呂に入っている時は、バスマットの上で待機中。

先生が　　”まきちゃん...落ちつかないだろうからおいで..”って
声をかけても、しらんぷり。

歩いている時は付いてまわり、ソファに座れば膝の上。
もしくはお母さんに寄り添って座ってる。

お母さんと先生が出かけ、帰ってくればドアを壊すくらいの歓迎モード。

ご飯もお母さんがあげないと、食べない始末。
先生もお手上げに近かったみたい...。

夜は先生と寝るまきちゃん
でもお母さんの所に行きたいまきちゃんは、朝早くから大騒ぎ...。

先生の部屋を飛び出し、お母さんが休んでいるベッドへ猛ダッシュ。
寝ているお母さんの枕をガジガジ....。




お母さんが目をあけると、”お願いモードのまきちゃん”

一緒にベッドで過ごしていたみたい。

お母さんもそんな”まきちゃん”が可愛くて仕方がなかったみたい。

近い別れがすぐそこに来てるのに
別れがつらくなってしまうのに...

離れられずにいたお母さんとまきちゃん。
別れはかなり辛いのに、大丈夫...？

そんな事が起きてるなど思わない僕は、
”お母さん...いつ帰ってくるのかな...”って思っていたんだ。




  

お母さんが思い出の旅、２回目の旅に出かけた。

次は台湾だ。

台湾もお父さんの仕事の関係で過ごした国。
台湾では３年の月日を過ごしたらしい。

KURO兄ちゃんをお世話になっている獣医さんに預けて
お爺ちゃんたちも出かけて行った事もあるらしい。

良かった....。

僕は１日でもお試し保育が出来なかったんだから
長い事、獣医さんのところでなんか過ごせないよ。

お母さんは台湾で生活をした間に
日本人の華道の先生を見つけた。

日本にいるとき出来なかった事を、台湾で”チャレンジ”したらしい。
しかも日本の文化を...。

今回はホテルに滞在ではなく先生の家....。
やや緊張した面持ちで出かけていくお母さん...。

僕の顔を見ると寂しくなるらしく、目を合わさずに出かけていく。
　　　いってらっしゃい...。

台湾の空港に着いた時に、お母さんは僕を見つけたらしい。



空港にてお仕事をこなす、麻薬犬....。

緊張の糸が切れて、楽しもうと決め空港出口に向かったお母さん。

そこには先生と生徒さんが出迎えてくれてた。




先生の家には、マルチーズの”まきちゃん”がいる。





昨年訪問した時、先生が不在だったらしく挨拶もそこそこのお母さん。

今回はマキちゃんと仲良くなれたのかな...？

僕の大きさと比べるとかなり小さいみたい。

お母さん
取扱いにご注意だよって思った僕なんだ。



  

本当は僕の日記なんだけれど
お母さんの行動も含めて日記を書くね。

僕のお母さんは、お仕事捜索中...。
僕にとっては、いつもお母さんがいてくれて嬉しいんだ。

またいつかお仕事を見つけたら、僕はお留守番になる。
それまでの間、時間を大切にしようねって思うんだ。



お仕事が忙しい時は、夜中まで帰ってこない時も有ったお母さん。
身体を心配したけど、楽しそうだったから安心してたよ。

そのお母さんにとっては、今の時間は貴重らしい。
そんなわけで、普段行きにくい旅に出かけた。

9月の初め、お友達のBETTIさんと夜景のきれいな国
へ。
















お母さんはお父さんの仕事の関係で、1年を香港で過ごしていた。
帰国してすでに10数年以上過ぎてしまっていた。

時間が有る今、久し振りに出かけてみたくなったらしい。
付き合ってくれたBETTIさん。
僕からもお礼を言います。

香港はお母さんが住んでいた時とかなり変わってしまっていたらしい。
ちょっと寂しそうなお母さんがいた。

でも久しぶりに香港に住む友達にも会えたらしい。

住んでいたマンションも見に行ってこれたらしい。

正直、帰って来るのが嫌だったことも僕は知っている。

また出かけていけばいいじゃん...お母さん。
僕はお利口して待ってるから...。

いつでも受け入れてくれるよ....香港は。







  

僕は毎月恒例の（？）病院に出かける。

先生も僕の顔を見ると

”おやっ..Andy君が来たって事は、１ヶ月が過ぎたの？
早いね....”

先生...僕もそう思うよ。

先生は僕の事を細かく見てくれる。

そんなときの僕の顔は神妙な顔だから、お母さんが笑うんだ。

いつもと同じように見てもらっていたら先生が突然
”あれーぇ”

...なんですか？僕とお母さんは心臓がバクバク状態...。

先生が

”Andy君は大人のはずなのに、まだ乳歯が有りますね。
しかも2本...
それに加えて、八重歯もあるね...”

先生が笑ってる。
先生...僕はドキドキしたんだからね...。驚かさないでよ...。

乳歯も八重歯も今のところは、そのままでもいいって言われた僕。

これで帰れるって思いで、待合室に出てきたら
目の前には僕そっくりな子がいるんだ。



大きさは僕よりも小さめな子。

お母さんもそう思ったみたいで、写真を撮らせてもらっちゃった。
僕に子供がいたら。こんなかな...？

僕に似てるでしょ...？



  

先週の土曜日に、僕が住む清水区に
埼玉からオレンジ戦士がやってきた。

残念ながら、僕はもちろんお留守番。

お母さん達は朝から、気持ちはオレンジ戦士と一緒

そして試合が有る日は、相手のカラーは身につけない。

でも今日は、相手もオレンジだから、ちょっとやりにくそう。

そして今日は、大宮アルディージャのサポさんが
お母さん達のところへやってくる。

以前働いていた会社の大切なお客様。

う～ん...。お母さん達、かなり応援に悩みそうだね。
いつもはかなり大声のお母さん。
今日は遠慮がちかも知れないね...。

天気予報は雨マークでかなりの降水確率だったみたい。
お母さんは台風女で、相手の方は”雨男”

これは大変だって心配したけれど、雨は夜遅くにやってきた。
良かったね...。

試合は清水エスパルスが勝ったみたい。
ゴールした瞬間は、つい喜んでしまったお母さん。

今度埼玉にお邪魔した時は、大変だよって思った僕なんだ。

来て下さった方のお家にも、僕と同じように
”わんこ”がいるんだって。

お名前は　”ももちゃん”　”りおなちゃん”　”かりんちゃん”
ももちゃんがお母さんで、子供たちと暮らしてるんだって..。

すごく幸せな子たちだなって思ったよ。
ももちゃんパパが僕に、お土産を届けてくれました。



ありがとうございます...。
早々にお母さんと遊ばせて頂きました。

お土産を頂いたのに、ももちゃんパパのお願いを
聞き入れてあげなかった、僕のお母さんを許して下さいね。

”赤は着れません...”って僕にも話してくれたよ。

今回は残念な結果でしたが、また来てください。
そして僕とも遊んでくださいね。
楽しみに待っています...
  

僕の性格は、僕が言うのもなんだけど
温厚で、寂しがり屋で..

.....めっちゃくちゃな甘えん坊主だと思う。

しかも...ときどき臆病ものにもなっちゃう時が有る。

不意打ちにおきる大きな音がかなり苦手...。

猟犬の血が入っているのに、情けない。
でも...KURO兄ちゃんもそうだったらしいから...いいよね。

そんな僕だけど、負けず嫌いな点も持ってるよ。

お母さんと散歩してる時に、
お母さんが僕の気持に反し、走り出したりした時..

（横断歩道を渡ってて、急がなくちゃいけない時らしい...）

僕より先に行く、お母さんを阻止したくて...
お母さんの足にからんじゃうこともあるんだ。
（...かなり危ない...）

お母さんだけでなく、お父さんにもだよ。

以前お母さんとの散歩中の時に
偶然、自転車に乗ったお父さんに会って



”おい！！　　Andy...先に帰ってるぞ”って

お父さんが、僕の横を通り過ぎた時、
僕は咄嗟に走りだし、追いつかないと解った瞬間

”うぉ～うぉ～...”って大きな声で泣いちゃった。

お母さんを、無理やり引っ張りながら....。

家に帰り、案の定、お母さんに叱られた。

お父さんもお母さんに叱られてた。

僕に負けず嫌いの血を目覚めさせちゃったからね。
負けるもんか...。頑張るぞ...。
  

僕は最近、お隣の地区まで
散歩コースを広げだした。

お母さんも車や自転車で通ることはあっても
なかなか、歩く距離じゃない。

僕と一緒で、新しい発見をしている。

お隣の地区にも、色々なお家が有る。

おしゃれなお家...
街中なのに、森の中にある別荘風のお家とか..

まるでヨーロッパにでもあるようなお家とか..

そして、どれだけ大きいの...ってお家も何件かあるんだ。

その中のお家で、道からは様子が解らないお家が有る。

お家の形はわかるけど....まったく見えてこない。

でも僕がいつも、散歩に行くと”わんこ”の声がするんだ。

大きな家の”わんこ”はどんな生活してるんだろう？
そして、どんな子なんだろう..？

お母さんも僕と同じくらい、興味が有ったみたい。

”わんこ”の声がするところで、立ち止ってみた。

すると”わんこ”が近寄ってくる気配がする。

細い隙間から、少しだけ見える。
”わんこ”が来た。



僕と”わんこ”は二本足で立ち、お互いの匂いを”クンクン”

男の子か女の子かさえも、解らない...。

いつか姿を見せてねって思った僕なんだ。  

僕は食べることと同じくらい、好きなことが有る。

お昼寝タイム...。

昼間そよそよ吹く風のもと
風を受けながら眠るのは、本当に気持ちがいい。

僕にとって貴重な時間...。

それを最近邪魔する人が出てきた...。
それは　　　”お母さん”

お母さんは僕の我儘やお願いをよく聞いてくれる。
僕の事を可愛がってもくれる。

...ただ、たまに、いきすぎるときが有る。

それは、僕のお昼寝タイムを邪魔する時などに感じる。

僕が折角気持よく、お昼寝してるんだから
僕の事をかまいたくても
遠慮してほしいなって思っちゃう。

ごめんね....お母さん。

僕も遊ぼうと努力はしてみる。

でも眠気にはなかなか勝てないんだ。



薄目の僕を見て、ようやく気がつくお母さん。

お母さん...仕方がない

今度は僕と一緒にお昼寝をしようか...？

そうすれば僕の安眠妨害にもならないものね。



  

まだ8月なのに、すっかり秋の気配に感じるのは
僕だけじゃないよね。

どうしてだろう...
8月もまだいつもなら、暑いって感じるはずなのに...。

少し前は朝夕が涼しかったのに、今は昼間もそんなに暑くない。

僕もお昼寝がしやすいこの頃なんだ。

僕には今年の夏、心配事が有ったんだ、
それは....昨年、僕ように買ってくれた”プール”

今年も入れられちゃうのか、かなり心配だった。
昨年は、最初にお水なしのプール



次はお水入りだった...。



正直僕は、プールは好きじゃなかった。

お母さんは暑いだろうからって、準備してくれたみたいだけど
僕は日陰で過ごしてれば、満足なんだ。

今年も準備するつもりだったお母さん。
急に涼しくなってしまったから、出番のないプール。

僕的には、助かった！！！

でも...お母さんはまだあきらめていなかったらしい。

散歩の途中で、おもちゃ屋さんの前を通ったら
いろんな浮わが並んでた。




”Andy...どれがいい？”お母さんが聞いてくる。

僕は一瞬興味を示したが、気を取り直し
興味のないふりで、歩き出した。

あぶない...あぶない...。


お母さんが諦めてくれることを願う僕なんだ。