いつも一緒だよ　KuroとAndyの日記

今日は暖かくて、久しぶりにポカポカした日だよね。





ここの週末は寒かったから、久しぶりに昼寝が気持ちがいいんだ。

お母さんは、この週末、しかも寒い金曜日
お天気に”雪”マークがついた日に　さいたま市に出掛けて行った。

わざわざ雪の日って思ったんだけど、前から計画していたらしい。

年末に届いた、悲しい葉書
お母さんの中では、”行かなくちゃ..行かなくちゃ...”って思っていたらしい。

お友達の慶子さんが、旅立ってしまい４月で丸１年。


ここ数年の年賀状を、整理していたら慶子さんの年賀状も有った。
病気の事は一切書いてないけれど、
年々、筆圧の力がなくなっていたのが解る。

お母さんは５年間は、埼玉県草加市に住んでいた事が有るらしいけれど
”さいたま市”の事は、さっぱり解らないみたい。

１人で出掛けるのも、慶子さんの家に伺うのも
かなりの”勇気”がいる事だったみたい。

慶子さんのご主人に会い、沢山の話を聞き、お線香をあげさせていただき
お母さんの心は、ちょっと落ち着いたみたい。

病気の事を黙っていた事に対し、写真を相手に怒ってくるはずが
話を聞いたら
”頑張ったね...頑張ったね...ゆっくり休んでね”しか
言えなかったらしい。


お母さんには、さいたま市には、お世話になった方やお友達もいる。
台湾の時に一緒だった方に、会う事が出来て話が尽きなかったらしい。

密かに帰り路、都内のデパ地下巡りを企んでいたお母さんだったけど
時間がなくなり、慌てて帰ってきて、僕にもお土産はなかった。

お土産はなかったけれど、慶子さんに挨拶が出来たお母さんは
満足そうだった。

そうはいっても、出来ればお別れはない方がいいよね。