いつも一緒だよ　KuroとAndyの日記

ぼくの名前はAndyです。11/3は特別な日です。この日があったので、現在の僕がいます。
今日から隔週で僕の生活を伝えて行きたいと思います。
その前にKuroお兄ちゃんのメモリアル日記を読んでください。


今日11/3静岡市葵区産女の「動物の森」にお母さんが来てくれました。早いものでもう4年も経ってしまいました。毎年必ず来てくれます。

「ぼくは元気です。お母さんも元気ですか？お父さんはどうして今年は来てくれないの？」
「弟Andyはいい子にしてますか？」

ぼく(Kuro)はこの産女に来て4年経過しました。暑い日も、寒い日も、雨の日も、台風の日もありましたが、それを肌で感じたことがありません。折角お母さんが来てくれても触ってもらえません。そう、ぼくは天国から見ているだけですから.....。

2003年11月3日文化の日、お父さんと、お母さんは出かけました。山梨に紅葉を見に行ったようです。ぼくは2週間前から体調を壊し、1週間入院していました。おうちに帰ってきましたが、いつもは外の小屋に入るのですが、その日から家の中での生活が始まりました。
11月3日は天気が良かったのですが、家の中にいるぼくには外の様子がわかりません。

「紅葉はきれいかな？」
「お母さん、お父さんは楽しんでるかな？........もう僕は待っていられないよ」

清水駅のバスターミナルに着いたお父さん、お母さんは19：00を過ぎていることもあり、おなかがすいた為に食事をするために「グルメ通り」の牛角に入りました。一通りの注文をして、半分ほど食べ終わったところで、家に電話をするのを忘れていたため電話しました。

「俺だけど、ご飯食べて帰るから」
「Kuroが死んじゃった.....」と母親の答えでした。
「すぐ帰る」
「Kuroが死んじゃった、帰ろ」と言って2人はお店を出ました。

そこには横になったKuroがじっとしていました。
「○○動物病院の先生に来てもらったのだけど、もう遅かった」と母親は告げました。
「Kuro、Kuro！　起きなさい！　どうしたの？　死んじゃいや」と泣き叫ぶお母さんがそこにいました。



ぼく(Kuro)は1991年8月に富士宮市の北山で生まれました。