いつも一緒だよ　KuroとAndyの日記

何年も前から、僕のお母さんには欲しいものがあった。

それは....僕のための『鯉のぼり..』

僕のために『兜』まで買いたいって思っていたお母さんだけど
さすがに諦めたみたい..。

毎年この時期、散歩をしながら近所で泳いでいる鯉のぼりを見ては
『Andyも欲しいよね』..って呟いてた。

その時の僕は勿論...『....無言』
お母さんが買い物に出かけた時に、
お母さんの目の中に飛び込んで来たものがある...。

それはそれは...小さな『鯉のぼり』

何の躊躇もなく買って帰って来たお母さん。

しばらくは、お父さんにも僕にも内緒だったお母さん。
最近になり、ようやくお披露目をしたお母さん。




僕よりもお母さんのほうが嬉しそう..

僕はどちらかというと、　『鯉のぼり』よりも
『柏餅』に魅了を感じるよ。

お母さんも僕の考えを察したようで
『Andy...ちゃんと用意してるからね』って笑ってる。

お母さんをしばらく待つ僕。

戻って来たお母さんの手の中には『柏餅』



僕が待っていたのは...これこれ...

お母さんが『見るだけだよ』なんって意地悪を言う。




沢山はもらえないけれど、お母さんに少しだけ貰って
お母さんと一緒に食べることが出来たよ。

今年は鯉のぼりと柏餅に満足なお母さん...じゃなく..僕でした。