いつも一緒だよ　KuroとAndyの日記

お母さんの楽しい旅行も
そろそろ終わりを迎えようとしていた。

明日は日本へ帰るって言う日の夜
先生に頂いたお土産やら、自分の荷物やらを整理し始めたお母さん。

悲しみをこらえてる。

そんな姿を、神妙な顔で見ている”まきちゃん”




なにかをうすうす気づいたらしい。

夜じゅう、先生の枕もとで”クンクン”泣き続けたらしい。

先生はお母さんを起こしちゃいけないと思ったらしく
辛抱...辛抱....だったみたい。

でも朝方、辛抱の糸が切れてドアを開けてしまった先生。

まきちゃんは、それはそれは猛ダッシュ！！

お母さんの寝ているベッドを凄い勢いで”ガジガジ”
お母さんも跳び起きちゃったほどらしい。

お母さんもそんな”まきちゃん”をみて、涙が出ちゃったみたい。

朝早くから先生も起きてくれて
お母さんに食べさせたいものをたくさん出してくれる。

食事も終わり、最後に身支度をしトランクを閉める時も
”まきちゃん”はベッドから、お母さんを見つめている。

日本に連れて帰りたい位、可愛い存在の”まきちゃん”でも先生たちの大事な”まきちゃん”

昨日の夜から寝ていない”まきちゃん”のお腹をなでてあげる。



疲れきってる”まきちゃん”は、あっという間に夢の中。






お母さんになでてもらうと、安心して眠っちゃうんだね。


お母さんは何とかサヨナラをし、日本に帰ってきた。

日本の自宅に着く早々、先生に電話をしたお母さん。

先生が

”まきが様子がおかしいの
まったく元気がなくて、あなたが寝ていたベッドにのったままなの
寂しそうで見てられない...”

それを聞いたお母さん
涙が止まらなくて困ったみたい。
涙で目が腫れちゃってる。

その夜は”まきちゃん”もきっと眠れなかったと思うけど
僕のお母さんも、悲しくて辛そうだったよ。

すぐにでも”まきちゃん”に会いに行きたいお母さん。

”まきちゃん”は待ってるはずだから、
少し僕とも遊んでよって思った僕なんだ。