2007年12月30日

9)大きいおばあちゃんとの別れ...そして疑惑...?

僕が清水に来て迎える2度目の春.....
桜が本当にきれいに咲いた頃、僕は悲しい体験をしたんだ。

冬に大きなおばあちゃんが、家の中で転んで
骨を折って入院して僕も心配をしたんだけど
家に戻ってきてくれたから、又僕と遊んでくれるって思ってたんだ。
でも帰ってきてくれたおばあちゃんは眠ってばかり...。
春になり暖かくなってきたある日の朝
おばあちゃんが大ばあちゃんの部屋に行くと
大ばあちゃんは天国って所に誰にもお別れを言わずに
行っちゃったんだ。
おばあちゃんが慌てて海外に住むお父さんに連絡してる声で
僕もわかったんだ。
僕の部屋は大おばあちゃんの窓際に有ったのに
内緒で行くなんて、ひどいなぁって思ったけど
それは、大きなおばあちゃんの優しさなんだね....。
みんなにお別れを言うのは寂しいものね。
僕も天国に行くときは、皆の泣き顔を見たくないから
こっそり行こうって思ったよ。
(....本当にこっそり行くことになってしまったけど...)

海外からお父さんたちも帰ってきてくれた。
久しぶりにお父さんたちに会えるのはすごく嬉しかったけれど
悲しいことが有ったから、皆が集まる....あまり嬉しくないなぁ。
今度は楽しいことで帰って来て欲しいなぁって思ったよ。
大おばあちゃんとのお別れが済んだ頃...こそこそ話が聞こえてくるぞ!!!
んっ???
僕のことみたいだ。
前回書いたけど、僕の野宿のことみたいだ。
お父さんがおばあちゃんと話してる。
僕が悪い子で、吼えてばかりいておじいちゃんが手を妬いて
本当は僕の産まれた富士宮の北山に返しに行ったんじゃないか...?..何?
もしくは僕をわざと林に置いてきちゃったんじゃないか?...何?
僕にとっては、どちらにしても聞き捨てなら無いぞ....。
僕がいなくなったことをおばあちゃんが騒いだから
おじいちゃんは僕を迎えに行ったんだ....?...何?
お父さんはそんな疑惑を持っていたの....?
僕は数日間、野宿をしたんだけ再会したときのおじいちゃんは
見つけたぞってすごく、喜んでくれたんだよ!!!
勿論僕も嬉しかった....。
でも....確かにお父さんが言うように、
僕は時々悪い子になってしまうことがあった。
そんな時、おじいちゃんとおばあちゃんが喧嘩してたような気がする...。
おじいちゃんは誰にも相談せずに僕を家族に加えてくれたことに
責任を感じてたのかな。
そうか...ちょっと僕は反省したよ。
おじいちゃんに疑惑をかけたりしないように
僕はいい子になるように努力するよ。
疑われたおじいちゃん....僕のためにごめんね。
これからも一緒にいてね。おじいちゃん...。


10)初めての病院へのお泊り.....(アンディの追加の一言)



Posted by daisy at 23:17│Comments(0)
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